FC2ブログ

魚屋道

IMG_1198六甲最高峰
                                                          2016.03.04

2か月以上山から遠ざかり、ようやく2016年の第一登目。
選んだコースは「魚屋道」。
江戸初期から灘と有馬を結ぶ東六甲最古の交通路といわれる歴史ある道で、
この山越え最短路を通って運ばれる新鮮な魚介類が有馬温泉にやってくる
湯客に喜ばれた。

起点は深江。 阪神深江駅の斜め向かいの大日霊女神社にこの石碑がある。
IMG_1127石碑


山は北側だが、ちょっと南(海)の方へ歩いてみた。
現在の深江浜は中央卸売市場があるものの、当時の漁港の面影はなし。
IMG_1126深江港


深江駅の方へ戻り、更に国道2号線へ進むと、大きな鳥居が目に飛び込んでくる。
森稲荷神社の朱鳥居だ。
第二次世界大戦時、青木の川西航空機甲南製作所への空襲の為の目印とされた
悼ましい歴史を秘めている。
鳥居越しにこれから目指す六甲の山並みが美しい。
IMG_1132鳥居


ふと足元を見ると、可愛らしい魚をデザインしたプレートが山へ導いてくれる。
西国街道から森稲荷神社へ延びるこの道は「稲荷筋」とも呼ばれている。
IMG_1136プレート


森稲荷神社を過ぎ、アスファルトの坂道をどんどん登ると、やがて登山口が現れる。
IMG_1142登山口


山道を30分ほど登ると尾根に出て、このユニークな形の蛙岩が出迎えてくれる。
この角度が最も蛙らしく見えると思う。
IMG_1152蛙岩


漁商の路は続く。
久しぶりの山歩きに登山靴も喜んでいる。
IMG_1155魚屋道


風吹岩。
六甲山系の中では最も有名な岩だと思う。
今回の魚屋道と芦屋からのロックガーデン経由の道との交差点。
IMG_1167風吹岩


いつもながら、海が見える景色は素晴らしい。
ここは猪の出没多発地帯。 今日はまだ未出勤であった。
ハイカーもおらず。
IMG_1159風吹岩


やがて、西おたふく山と凌雲台が見えた。
IMG_1169西おたふく山


最高峰への登り「七曲り坂」。
IMG_1190七曲


六甲最高峰山頂。
誰もいない。
IMG_1197山頂広場


雨ヶ峠から東おたふく山へ寄り道したかったが、今年最初に踏むピークは絶対に最高峰と決めていた為パス。
IMG_1200山頂


遥か凌雲台と摩耶山。
IMG_1204凌雲台


海へと吸い込まれそうな階段。
IMG_1207海への階段


ポカポカ陽気の中でおにぎりタイムを終え、さあ有馬を目指そう。
IMG_1213有馬へ


有馬への道は気持ちのいい路。
IMG_1217有馬へ


左手に有馬三山が見えてくる。 湯槽谷山がドーンと大きい。
IMG_1221有馬三山


六甲山系には計79の山がある。 
今回の魚屋道は六甲最高峰まで山頂がない。
今回の2つ目の山は射場山。
その山頂へは正規の登山道がない為、これまで気にもかけなかった山。
東屋のすぐ先右手のここが取り付きのはず。 しかし、倒木があり、その先に路が続いているようには見えない。
暫く思案した結果諦め、しかし右手に何か手がかりがないものかと探りながら魚屋道を進んだ。 
IMG_1224射場山分岐


と、なんとか登れそうな傾斜を発見。 藪漕ぎをして登るとやがて尾根に乗り、更に南方向に高みが続いており、
射場山山頂らしきピークに出た。 それを示す看板などはなく、しかしテープが巻きつけられた木々があった。
来た方向へ戻ろうとしたが、南方向にテープが続いていたのでそれを辿ってゆくと、結果的に上の写真の取り
付き部に出た。 やはり、そこから登るのが正解であったようだ。
IMG_1226射場山山頂


ゴールの有馬側魚屋道登山口。
IMG_1227ゴール


今回3つ目の山は愛宕山。
上の写真の登山口の少し先、左手に愛宕山公園への案内板があり、階段を登ると展望台があった。
IMG_1228愛宕山


展望台から北側へ下りて温泉寺(の梅林)へ。
IMG_1233梅


温泉街。
IMG_1236有馬温泉


今回のピークハント:
 ①六甲最高峰 931m
 ②射場山 690m
 ③愛宕山 461m
20160304.jpg

魚屋道は六甲の歴史街道。 当時の様子を想像しながら歩くと面白い。 
海から山を越え、温泉へ至るコースの途中には蛙岩、風吹岩、最高峰、六甲最古のトンネル跡などの見所が満載で、
最後は温泉のお楽しみが待っている。


Memo
・最寄り駅は阪神深江駅。 駅前にコンビニあり。
 JR甲南山手駅の方が登山口に近く、便利。
・風吹岩や雨ヶ峠は休憩に適しているが、猪の出没多し。
・本庄橋跡の先、堰堤工事中。 通過に注意。
・トイレは六甲最高峰直下の公衆トイレのみ。
・六甲最高峰の一軒茶屋で食事可能(営業時間要チェック)。
・有馬温泉には公衆浴場「金の湯」、「銀の湯」、足湯あり。
 アウトドアショップもモンベル、好日山荘などがあり、物資の調達が可能。
・有馬温泉から神戸、大阪方面へのアクセスは電車、バスあり。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

こんばんは!

隊長さん こんばんは!

ついにエンジン始動ですね、魚屋道の起点と深江の港・・・ この写真の場所には行ったことがないので、近い内に行ってみたいと思います。

そして気になりつつまだ登っていなかった射場山のレポート・・・ こちらにも近い内に登ってみたいと思います。


六甲山に79の山頂があるという隊長さんのレポートを見て、年初から六甲山のピーク廻りを目的に歩いてきましたが、新しい発見が色々あり、益々六甲山が好きになってきました・・・  

今まではお気に入りの複数のコースを適当に選んで歩いていたのですが。


ありがとうございました。


Re: こんばんは!

りゅう さん、

 こんばんは。

 六甲は歴史ある山。
 先人が歩いた同じ道をこの時代にも歩ける我々は幸せです。
 色々と思いを巡らせながら歩くと面白いですね。

 六甲の79のピークには、射場山の様に道なき道をゆかな
 ければ到達しないものもあるのでしょう。
 面白いですが、充分に気をつけて臨まなければなりませんね。

 りゅうさんと同じく、次はどれとどれを繋いで歩こうか、
 ワクワクです。

 ありがとうございました。

六甲山探検隊

射場山も踏まれたんですね。

2か月ぶりでもなんの そん色もなく歩かれるなんて、
さすが 縦走できる 脚力をお持ちの六甲山探検隊さん!
すばらしいです。
好天 独り占めと ラッキーでしたね。

深江の浜から歩かれたんですね。
面白いですね。
深江は昔々スケートリンクがあり 滑りました。(笑)
埋立地は あったのかなぁ、、??
有馬のモンベル 好日さん 行ってみたいものです。
楽しいお便りをいただきまして、
ありがとうございました。

Re: 射場山も踏まれたんですね。

摩耶山さん歩さん、

 こんにちは。

 いえいえ、やっぱり筋肉痛です(笑)
 おまけに両足の小指がちょっとやられました。
 靴と靴下の愛称、大切ですね。 反省。

 有馬の好日さんは初めてお邪魔したのですが、
 ちょうど駅の横にあり、お安いものは3割引きとか。
 お水をご馳走になり(何も買わずに)帰りました。

 ありがとうございました。

六甲山探検隊

PS.今日も懲りずに金鳥山~七兵衛山~打越山でした。

No title

いよいよ今年の六甲山全山縦走ですね。北海道から応援しておりまーす・・・・どこかで聞いたセリフですね。(^o^)

Re: No title

エレアコさん、

 こんばんは。

 今年の六甲全山縦走は1泊2日でゆっくりと歩いてみようか
 と思っています。

 今年は六甲山系の79の山頂のピークハントをするつもりです。
 さて、どこまで出来るやら。

 ありがとうございました。

六甲山探検隊

初登りですね

六甲山探検隊 隊長さん、こんばんわ

梅の花も咲き、少しづつ暖かくなってきましたね。
いよいよ、今年初の六甲登山へいかれましたか。

今回の『魚屋道』は、とても良い雰囲気のコースですね。
しかし『風吹岩』は、変わった風景の場所だなっと思いました。

見晴らし良く広々とした山頂、そして海が望める階段は素晴らしい景観です。
さすが六甲山最高峰、登り初めの山にふさわしいですね。(^-^)

今回は、明確なピークがない『射場山』と言う山にも挑戦されたんですね。
この山、栃木県の宇都宮アルプスの鬼山を思い出しました。
取付きは分かるけど、「あっているのか分からない」ところが鬼山に似ているなぁっと思いました。

そして有馬温泉、やっぱりいぃ~雰囲気ですねぇ~
ナカナカ行けない六甲山、いつか有馬温泉に行きたいです。
ホントに。。。

Re: 初登りですね

オニオンさん、

 こんばんは。

 急に春めいてきました。
 山を歩いていても気持ちがいいですね。
 歴史を感じながら歩く魚屋道は面白かったです。
 この路は六甲を代表する大動脈です。
 ゴールが有馬温泉というのもいいです。
 下山後にひとっ風呂浴びて帰るのもよし、いっそ
 一泊するのもよし。 有馬も歴史ある温泉です。
 
 ありがとうございました。

六甲山探検隊

懐かしい

この道はいつか来た道・・・
神戸単身赴任のときに正にこの道をひとり辿って、有馬温泉で汗を流しました。
風吹岩で朝メシ、降りてくるおじいさん毎日登っているとの事で驚いた記憶がよみがえりました。
別の日に六甲山最高峰の柱に愛車を立てかけ、写真を撮った自転車での山岳ツーリングの思い出もあります。
六甲山、また行ってみたいなぁ・・・。
ありがとうございました。

Re: 懐かしい

タコノアシさん、

 こんばんは。

 そうですか、タコノアシさんもこの路を歩かれましたか。
 ちょうど、山頂から下ろうかと思った時に自転車で上って来られる方が
 おられ、お互いに「こんにちは~」と挨拶を交わしました。

 思い出の地へぜひ!

 ありがとうございました。

六甲山探検隊

No title

隊長さん、こんばんは!

魚屋道、海から続いているのですね。
しかし、この高低差を魚介類を運んで乗り切るのは大変だったでしょうね。

比較的明るい道で、風景も良いことでしょう。
あ、そういえば私も風吹岩、訪れたことがあります。
ここから見た大阪湾が青くキラキラしていたのが印象的です。

実際は、そんな綺麗じゃないんだけど。。。

Re: No title

mojimaroさん、

 こんにちは。

 六甲の山の歴史を頭に浮かべながら歩くと面白いです。
 魚屋道はほぼ岩場の通過もなく、歩きやすい路です。

 風吹岩はいつもハイカーで賑わいますが、珍しく誰も
 いませんでした。

 次はどのコースを歩こうか、思案中です。

 ありがとうございました。

六甲山探検隊
ようこそREPへ!
プロフィール

六甲山探検隊

Author:六甲山探検隊
メンバー紹介
隊長:私
隊員:うちの奥さん
補欠隊員:うちの娘

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新トラックバック
最新コメント
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム
QRコード
QR
お役に立てましたでしょうか?
access counter
時々、虹色の鯉が出てきて喋ります

クリックでエサをあげられます